小学生の頃担任の先生が教室にクラシックギターを持ってきていろいろ弾いていました。その影響もあって私もギターを始め、
しばらくブランクがありましたが最近また始めました。
当初はヤマハの量産ギター(C120)でしたが、学生の頃に手工ギター(中出輝明1985製)の当時20万円の物に買い換えました。
既に40年近く経過し弾かずにケースに入れたままの時期もかなりありましたが、最近取り出して久々に弾いてみたところ1~2弦が
開放弦でかなりビビった音がしました。いろいろ調べてみたのですがどうやらサドルが年数の経過でゆるみが大きくなり、また低すぎ
ることも原因らしいことが分かりました。
既存のサドル(象牙製?)を人工牛骨製のものに交換した所ビビりは直りましたが、ちょっと音が下品になったような気がしました。
糸巻類は非常に綺麗です。弦はプロアルテやオーガスチンのノーマルが多かったのですが、ちょっと柔らかく感じていたので最近は
ハードやサバレスを使っています。
学生の頃はギターサークルに所属して演奏会を催していました。かなり勢いで弾いた感もありますが以下録音です。
昭和61年度定期演奏会(E.グラナドス/アンダルーサ)
昭和60年度定期演奏会(I.アルベニス/アストリアス)
さすがに現在は指があまり動かなくなってきました。頭では分かっているのですが指が付いて行かなくなってきています。
年を追うごとに神経が鈍くなってきているのでしょう。
学生の頃は土臭いアルベニスやグラナドスなどのスペイン国民音楽が好みでしたが、今はそれらに拘らずA.ヨーク、
ブローウェルなどのジャズやポップス調の曲を弾くようになりました。
これらの曲が録音出来ましたら再度アップしようと思います。
(続く)