ここでは模型の情報などいろいろ載せていこうと思います。新型コロナの影響で5月の静岡ホビーショー始め
各模型展示会は相次いで中止となりました。時々模型展示会に出かけてそれらの報告をしたいのですがそれも叶わず
自宅でコツコツと製作に励んでいます。
模型の歴史事情
いろいろなメーカーのキットを作っていますが各メーカーにはそれぞれ癖と言うべきものがあります。説明書や部品、パッケージなど
分かりやすい、分かりづらいものなど様々です。
製作してみて疑問に思ったのですが、現在AFVは1/16、1/35、1/48スケールがメイン、航空機は1/48、1/72スケールがメインです。
少数ながらAFVに1/32スケールもありますが、1/35というのは特殊な感じを受けました。例えばAFVと航空機のジオラマを作りたい場合
両者とも1/48で作るしかないないのですが1/48のAFVや兵士はかなり小さく、1/35に比べて大人と幼児位の差があり、顔を塗装するのは
至難の業です。ただヘリコプターは1/35があり、これは現代戦では戦車とヘリが共同する場面が多いためだと思いますが、大戦中は
もちろんありません。
どうしてだろうとちょっと調べてみました。ウィキペディアによるとプラモデルの起源は1/48か1/72スケールだったようで、1/35を
作り始めたのはどうやらドイツもしくは日本のメーカーのようだと分かりました。「伝説のプラモ屋」(田宮俊作著)によりますと
最初タミヤは1/50の航空機から始めて1/25、1/35のAFV、1/48と1/72を出したのはかなり後だったようです。
ドイツと日本に共通するもの、お気付きだと思いますがそれは「長さ」の単位です。アメリカはインチやフィート、ヤードがメイン
ですが、ドイツや日本ではほぼ(センチ、ミリ)メートルのみです。日本では5単位ずつというのは計算がしやすくキリがいいのですが、
どうやらアメリカでは5などの奇数は計算がしづらく嫌ったのではないでしょうか。戦艦の大砲なども14、16、18インチ砲はありますが、
その間の大きさはあまり聞いたことがありません。ただ田宮氏は「作ってから大きさが1/35だと気付いた」と言っておられますが。
横浜AFVの会(仮称)見てきました。(2022/3/20 於横浜労働プラザ)
この度横浜AFVの会(仮称)が発足されたということで展示会を久々に見てきました。かなりの混雑で賑わっていました。
名称の通り模型単体作品がメインで、ハイレベル作品が多く、模型雑誌の取材も多く来ていたようです。
また模型の交換会やくじなどの催しもあり、工夫を凝らしていたようです。これからも期待したいですね。
(つづく)